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東日本大震災で被災し奈良移住 彫刻家夫妻、恩返しの展覧会

 安藤さんは手斧で丸太をたたき、粗い表面に仕上げるエネルギッシュな作風が特徴。一方、長谷川さんは布やペーパーで丁寧に木材を磨きあげ、貝殻を原料とする伝統の顔料「胡粉(ごふん)」を使った白塗りの作品で知られる。一見すると対照的だが、安藤さんは「どちらも形を探し続けた痕跡を残している。アプローチは違うが、そういった意味で2人の作品は共通していると思う」と語る。二人展では、安藤さんの作品を13点、長谷川さんの作品を8点展示している。

 作品に用いている木材は吉野ヒノキや九州産クスノキ材など。桜井市の材木店からは「こんな木がほしいという希望があれば言ってください。市場で見つけてきますから」と惜しみない協力を得ており、安藤さんは「作品を通じて彫刻の楽しさや喜び、生命感と向き合ってほしい。僕らがいい作品を作ることが恩返しになる」。長谷川さんも「自由に見てもらい、何かを共有できればうれしい」と話している。

 開館時館は午前11時~午後5時。15、21日は休廊。土日は夫妻のいずれかが在廊する予定。問い合わせは天理市文化振興課(0743・63・1001)。

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