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【びっくりサイエンス】優しくて力持ち 油圧で精密に動く災害支援ロボット

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 油圧式はシリンダーの中にある油をピストンで押したり引いたりすることで力を生み出す。研究グループは、油を閉じ込めるパッキンの摩擦を減らすなどして、ピストンが動く際の摩擦を従来品の約10分の1に減らした。スムーズな出し入れができるようになり、従来の油圧ロボットでは難しかった精密な動きや力加減が可能になった。

 さらに研究グループは、小型シリンダーの加工技術を有するJPN(東京都大田区)との共同開発で、シリンダを内径20~30ミリメートルまで小型化。また、素材にマグネシウム合金を使うなどして軽量化に成功した。

 小型軽量ながら、パワフルで精密に動くため、ロボットのアームやハンドの駆動装置として油圧モーターが応用できるようになった。

変身するロボットハンド

 過酷な環境で動かすロボットへの搭載を想定した試作も進んでいる。

 大阪大とコマツが中心となって開発した建設ロボットには、鈴森教授らが開発したシリンダーを6本用いた「タフハンド」を搭載。ハンドには、4つの指でがれきといったさまざまな形状や堅さの物をつまむ「ハンドモード」と、4本指をそろえて砂利などをすくう「シャベルモード」がある。

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