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高齢者の骨折 “連鎖”止める対策が急務に

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 骨折後のフォローには、外科医だけでなく、高齢者特有の疾病に対応できる老年病専門医や、理学療法士など多職種の専門家が集まったリハビリテーションチームが協力する「多職種連携治療」が不可欠だ。こうした態勢があるのは日本では富山市民病院と新潟リハビリテーション病院の2カ所のみ。日本FFNは、多職種連携治療の日本中での普及を目指し、骨折後の歩行能力の再獲得に力を入れる。松下主任教授は「多くの研究で、2次骨折予防の取り組みの効果が明らかになっている。日本全国どこでも適切な治療が受けられる態勢作りをすすめていきたい」と話している。

                   

 ■骨粗鬆症治療と転倒予防の取り組み

 2次骨折予防に大切なのは、骨粗鬆症の治療と転倒予防の取り組みだ。

 骨粗鬆症の治療は、薬と栄養、運動で骨を強くし、たとえ転んでも折れない骨を目指す。薬は飲み続けることで骨密度や骨強度が増加していくので、自己判断で中断しないこと。栄養は、骨の主成分であるカルシウムの摂取はもちろん、骨作りを助けるビタミンDとビタミンKもしっかり摂取したい。ビタミンDは太陽の紫外線の働きでも作られる。

 転倒予防では、生活環境の整備が大事だ。高齢者は畳のへりや戸口の踏み段など室内の段差につっかかって転倒することが多い。段差が見えやすいように蛍光テープを貼ったり、スリッパをやめてかかとのある部屋履きにしたりなどの工夫が必要だ。

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