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高齢者の骨折 “連鎖”止める対策が急務に

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 日本FFN理事長で福島県立医科大外傷学講座の松下隆主任教授は「手術までに無駄に時間がかかることで筋力が何年分も落ちてしまう。高齢者ではすぐに歩ける治療と早期のリハビリテーションが何より必要だが、態勢が十分といえないのが現状だ」と指摘する。

 ◆最初の骨折で介入

 寝たきりの原因ともなる大腿骨近位部骨折だが、ここを骨折した人の半数は別の部位を骨折した経験があることが分かっている。

 多いのは、橈骨(とうこつ)遠位端(手首のすぐ上)や肩のすぐ下、脊椎などの骨だ。このうち橈骨遠位端骨折は、つまずいてとっさに手をつくなどして起きることが多い。また、脊椎は、腰が痛いなどの症状で調べたら骨折していたというもので、最近は「いつのまにか骨折」とも呼ばれる。これらの部位の骨折は、一度目であれば死亡率に影響することはほとんどない。

 「大事なのは骨折の連鎖を止めること。そのためには、最初の骨折時に徹底的に介入し、その後の骨折が起こらないようにする必要がある」と松下主任教授。

 ◆多職種連携し治療

 2次骨折予防には、最初の骨折後のフォローアップが大事。英国では脆弱性骨折の新規患者をデータベースにのせ、2年間フォローする態勢ができている。

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