PR

ライフ ライフ

【解答乱麻】参院議員・山谷えり子 体験が人生を拓く、挑戦を

Messenger

 実は私も50歳を過ぎた頃、ある大きな失意の中で合気道と書道のお稽古に通い直し、日本の底力の源である“道”の力をいただいて助けられた。

 今年もこうしたご縁の中で1月5日の武道館の書き初め大会で、4歳から96歳まで全国の約3千人の同好の方たちとともに本年の高・大・一般の部のお題“石走(いはばし)る垂水(たるみ)の上のさわらびの萌(も)え出(い)づる春になりにけるかも”(万葉集・志貴皇子)を未熟ながら席書きした。縦136センチの用紙2枚が与えられ、太鼓の響きとともに24分以内にお手本なしで書くという、文武両道の聖地武道館ならではの緊張の時間は格別であった。タイムマシンで1000年前、1300年前へと飛翔(ひしょう)するような心地もしてスリル満点だった。

 さて、皆さまは今年、どんなことに挑戦されるでしょうか。神経生理学者の研究では人の脳内にはミラーニューロン(鏡の神経細胞)があり、周囲の人の幸福や良き生き方を鏡に映すように自分の中に取り込んで、自分もハツラツと幸せを感じる作用をもたらすという発見で、研究が進めば、人間の絆や共感性への解明となるやも知れず、興味深い。

 新たにいただいた一年が、喜びと共感が反射し合って弥増(いやま)す年でありますように。

                   

【プロフィル】やまたに・えりこ

 サンケイリビング新聞編集長、国務大臣(国家公安委員長・拉致問題担当相)など歴任。1男2女の母。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ