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【阪神大震災24年】(動画)開門役に東北被災地の「福女」 西宮神社「福男選び」…女性は史上初

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「福男選び」で開門役を務めることになった阿部美由紀さん(左)と開門神事講社の平尾亮さん=8日午後、兵庫県西宮市の西宮神社
「福男選び」で開門役を務めることになった阿部美由紀さん(左)と開門神事講社の平尾亮さん=8日午後、兵庫県西宮市の西宮神社

 商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社・西宮神社で10日早朝に行われる恒例神事「福男選び」に、東日本大震災の被災地の行事で「福女」となった女性が、スタート時の開門役を務めることになった。開門役は「裏方の花形」とされるが、女性は初めて。8日、同神社を訪れた女性は「参加者のエネルギーを持ち帰りたい」と抱負を語った。

 女性は岩手県北上市の会社員、阿部美由紀さん(36)。津波からの迅速な避難の大切さを伝えようと、同県釜石市で平成26年から行われている「韋駄天(いだてん)競走」女性部門で、昨年まで2年連続「福女」となった。行事は市街地から高台の寺まで286メートルを駆け上がる内容。また、27年からは、西宮神社の福男選びを運営する「開門神事講社」のスタッフも行事に協力している。

 東日本大震災では阿部さんの自宅も半壊。震災後に全国から届く支援に勇気をもらったという。西宮神社も7年の阪神大震災で被災しており、同講社の講長、平尾亮さん(42)に「恩返しがしたい」と福男選びへの協力を申し出た。

 市民ランナーとしてマラソンで鍛えた脚力と坂道を登り切るガッツを見込み、平尾さんが女性初の開門役に抜擢(ばってき)。阿部さんは8日、同神社で門の押さえ方や開門後に走者に巻き込まれない逃げ方などを平尾さんから教わった。

 阿部さんは「参加者のエネルギーを全力で受け止め、東北の復興のために持って帰りたい。平成最後の年が明るい話題でいっぱいになるよう、『福女』の福を全国に届けることができれば」と笑顔で話した。

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