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東京医大入試 国会議員が依頼 「三千万円用意」の書面も 第三者委報告

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7月5日、臼井正彦理事長らトップが贈賄行為を主導した疑いが浮上した事件で報道陣が集まった東京医科大前=東京都新宿区
7月5日、臼井正彦理事長らトップが贈賄行為を主導した疑いが浮上した事件で報道陣が集まった東京医科大前=東京都新宿区

 医学部入試の不正問題をめぐり、東京医科大は29日、国会議員を含む複数の政治家から受験生に関する依頼があったとみられると指摘する第三者委員会の最終報告を公表した。特定の受験者について「寄付は3千万円は用意する」と入試への配慮を求める手紙など、裏口入学を疑わせる資料が見つかったことも明らかにした。

 最終報告によると、文部科学省の汚職事件に絡み辞任した臼井正彦前理事長と鈴木衛(まもる)前学長=いずれも贈賄罪で在宅起訴=がそれぞれ保管していた資料には、(1)受験生の名前と受験番号を伝えた上で配慮を求める内容の手紙など(2)2人がそれぞれ受験生の名前と受験番号などを列記して作成したメモ-があった。

 こうした資料の中には、寄付金を求めていた可能性をうかがわせる書面も含まれていた。臼井前理事長に特定の受験生について配慮を求める内容で、「もし入学を許されましたら育てて頂く大学のためには寄付は3千万円は用意するつもりでおります」などと記載されていた。臼井前理事長のメモには、受験生の名前の横に「1000」「2000」「2500」などと記載されたものもあったという。

 第三者委は、特定の受験生の優遇について「東京医大への寄付金との間には何らかの関連性があった可能性がある」と指摘した。

 中には国会議員に受験生の名前と受験番号などを記載したファクスを送っていたケースもあり、第三者委は「政治家から受験生に関する依頼がなされることがあった」と指摘した。

 平成25年度の看護学科入試では、臼井前理事長が国会議員からの依頼として特定の受験生を優遇するよう指示していたと認定。この受験生は上位者を超えて補欠合格していたという。

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