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文科省前局長、親族らのロケット視察働きかけ

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文部科学省=東京都千代田区
文部科学省=東京都千代田区

 文部科学省をめぐる汚職事件で、同省は28日、受託収賄罪で起訴された同省前局長の佐野太被告(59)の働きかけで、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のロケット打ち上げの視察に、佐野被告の親族や贈賄側業者ら業務と無関係の3人が参加していたとする調査結果を公表した。同省は「公私混同や行政の公正さが疑われる事態を招いた」とし、関係した職員の処分を検討している。

 文科省によると、佐野被告の親族のほか、贈賄罪で起訴された医療コンサルタント会社元役員の谷口浩司被告(47)と親族が平成27年8月19日、関係者しか入れない種子島宇宙センター(鹿児島県)の敷地内でH2Bロケットの打ち上げを見学していた。佐野被告から依頼を受けた同省宇宙開発利用課の職員が、視察者に加えるようJAXAに要請したという。

 視察者を選ぶ基準は明文化されていないが、通常は打ち上げ業務の関係者が対象で、親族は受け入れていない。同省は、対象外の3人に視察させたのは国家公務員倫理規程に違反する可能性もあると判断。人事院などと処分を協議している。

 文科省をめぐる一連の汚職事件では、佐野被告が東京医科大に便宜を図る見返りに息子を不正合格させてもらったとして7月に受託収賄罪で起訴。前国際統括官の川端和明被告(57)がJAXA理事に出向中、医療コンサル会社に便宜を図るなどした見返りに計約150万円相当の飲食接待などを受けたとして8月に収賄罪で起訴された。

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