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年末年始にいかが-アナログのボードゲームが人気

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オーナーの泉谷徹二さん(中央)にルールを教えてもらい、ボードゲームを楽しむ来店者=大阪府八尾市
オーナーの泉谷徹二さん(中央)にルールを教えてもらい、ボードゲームを楽しむ来店者=大阪府八尾市

 スマートフォンのゲームアプリやテレビゲームといったデジタル全盛の時代に、プレーヤーが対面して遊ぶアナログなボードゲームが人気だ。東京や大阪で開催されるアナログゲームのイベントは来場者が年々増加しているという。専門家は「テレビゲームが当たり前の世代から見れば、新しいゲーム。現実の世界で人間同士のつながりもできる点が受けている」と指摘。クリスマスや年末年始休暇に、懐かしくて新しいボードゲームに興じてはいかが?

   ■出会いの場

 昨年4月にオープンした大阪府八尾市のボードゲームカフェ「インスト」。仕事帰りの若い男女が来店し、ゲームに夢中になっている。仕事仲間と4人でボードゲームを楽しんだ同市の会社員、宮川晃一さん(32)は「初めは難しそうと思ったがやってみると簡単。夢中だったので時間もあっという間。親睦も深まった」と満足そう。

 料金は仲間同士で30分ごとに300円だが、1人で来店して他人とプレーする場合は240円に割引。3時間遊んだ場合、仲間同士は1250円、1人来店は千円になる。国内外から集めたボードゲームやカードゲーム約300種類がそろう。ルールは店主の泉(いず)谷(たに)徹二さん(37)が丁寧に説明するため、初心者も安心して遊べるという。

 客層は高校生から30代の男女が中心で、週末には家族連れの姿も。仕事帰りの若い男女が初顔合わせとなり仲むつまじくゲームに没頭するなど「出会いの場」にもなっている。泉谷さんは「年齢、性別に関係なく一緒に楽しめるのがアナログゲームの魅力。若い人に受けているのも連帯感を味わえることが新鮮と感じているからでは」と語る。

   ■カフェ350店

 アナログゲームなどの販売会社「アークライト」(東京)によると、国内最大規模のアナログゲームのイベント「ゲームマーケット」の来場者は、平成25年秋は5千人(1日開催)だったが、今年秋のイベントは計2万2千人(2日間開催)に増加。会員制交流サイト(SNS)などを通じてファンが増えているとみられ、ボードゲームを楽しめるカフェも全国で約350店に及ぶという。

 世界のゲームの歴史などを研究する大阪商業大学アミューズメント産業研究所(大阪府東大阪市)の高橋浩徳研究員はアナログゲームの魅力について「対面式のゲームは必ず負ける人が出る。実際の世の中は負けることが多く、ゲームを通じて社会勉強にもなる」と話している。

  

 インスト(072・968・7163)の営業は午前10時半~午後10時半。水曜定休。

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