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羽生無冠…過去には50代で復活のケースも 周囲は楽観

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 ただ、無冠から復活したケースもある。大山十五世名人は50歳目前で王将を奪取され、無冠となった。しかし、51歳で十段(現竜王)を奪取すると、その後も数々のタイトルに絡み、59歳で王将を保持。60歳を超えても名人戦などで挑戦者となった。

 森下九段は「大山先生のように羽生さんが来年中にタイトルを取る可能性は高い。体力の衰えは否めないが、気持ちを新たにして臨めば問題ない」と話す。

 コンピューター将棋とあらゆる戦法に精通する勝又清和六段(49)は羽生前竜王の強さの一つに「負けた後の立ち直りの早さ」を挙げる。

 13年の竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局で羽生四冠=当時=が、まさかの1手頓死(とんし、詰むはずのない玉が、王手への応手を間違えて詰まされること)。しかし、そこから挑戦者となり、竜王を奪取した。勝又六段が後日、「あのとき(1手頓死)は引きずりましたか」と聞くと、「翌日は朝からディズニーシーに行きました。さすがに疲れました」と笑ったという。

 数々の金字塔を打ち立ててきた将棋界第一人者の通算100期達成を期待する声は大きい。(田中夕介)

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