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「いちご染め」ひな人形完成 品のあるピンク色の十二単 栃木・鹿沼

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いちご染めの十二単をまとった女びな(右)などのひな人形=20日、栃木県鹿沼市の鹿沼市役所(根本和哉撮影)
いちご染めの十二単をまとった女びな(右)などのひな人形=20日、栃木県鹿沼市の鹿沼市役所(根本和哉撮影)

 イチゴの生産が盛んで、「いちご市」を宣言している栃木県鹿沼市をアピールしようと、日本で初めてという「いちご染め」の衣装をまとったひな人形が完成し、鹿沼市役所で20日、佐藤信市長に披露された。発案した人形店「カノヤ人形店」(同市万町)の専務、篠崎哲也さん(43)は「イチゴにまつわるものを作りたかった。とても品よく仕上がった」と手応えを示した。

 いちご染めは女びなの十二単(ひとえ)に用いられ、淡いピンク色が品のある風合いを醸し出している。使用されているのは鹿沼市産なつおとめで、1反染めるのに3キロを煮詰めた。葉は男びなの衣装を染めるのに使用された。衣装にはイチゴの刺繍(ししゅう)も入れられ、イチゴ尽くしのひな人形となった。

 同市のシンボルであるイチゴを使って人形を作りたいと、同店が染料に用いることを発案。人形師、平安天鳳の天鳳堂(愛知県碧南市)に制作を依頼した。いちご染めは前例がなく、煮詰める時間などは手探りだったというが、数回の試作の末に最適な方法を発見。製品化にこぎつけ、5台限定で制作した。

 佐藤市長は「色が自然できれい。これを機にいちご市の名を全国に知ってもらいたい」と笑顔をみせた。篠崎さんも「ぜひ手にとって伝統文化を体験してほしい。今後は五月人形にもいちご染めを応用できたら」と意気込む。いちご染めひな人形は19万8千円。問い合わせは同店(0289・62・2606)。

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