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「女子はコミュ力高いから…」入試不正大学の弁明、社会常識とずれ

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 医学部のある全大学81校のうち、1割を超す10校の不適切入試を指摘した文部科学省の最終報告。だが、これに先立ち各大学が事実関係を自主公表した記者会見では、面接での男女差別を「(男子と比べ)女子のコミュニケーション能力が高いから」と正当化するなど、一般社会の常識から外れた弁明が相次いだ。

 「(現役生の方が浪人生より)優れた医学生になることが多い」(昭和大)

 「愛校心の強い卒業生の子女であれば、勉学意欲が高い」(日本大)

 11~12月に相次いで開かれた各大学の記者会見で、出席した学長や医学部長らは、「現在では不適切と考えている」などとして謝罪する一方、自身を含めた関係者の処分については一様に否定、弁明に終始した。

 面接で男子に一律加点していた順天堂大では、「女子はコミュニケーション能力が高く、男子を救うための補正」と主張。報道陣から「それを男女差別というのでは」と指摘される場面もみられた。

 大学側の弁明には、偏見とも受け取られかねない内容もみられる。学校情報に詳しい出版社「大学通信」の安田賢治常務は「医学部は定員割れがなく、受験生を選べる。定員100人に2千人が受験する大学もあり、成績が僅差なら大学にとって都合のいい受験生を入れたのだろう。後ろめたさはあっても、発覚しなかったので感覚がまひしたのでは」と指摘している。

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