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医学部不正 入試直前で“駆け込み”発表 懸念される受験生への影響

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不適切入試を認定する最終結果を公表する柴山文科相=14日午前、文科省
不適切入試を認定する最終結果を公表する柴山文科相=14日午前、文科省

 「発表が遅すぎた」「いまさら志望校を変えられない」-。医学部の不正入試問題を緊急調査していた文部科学省が14日に発表した最終報告を受け、受験の現場からは、不安や不信の声が上がっている。8月に東京医科大で不正が発覚し、文科省が調査に乗り出してから4カ月。今月から一般入試の出願を受けつける私立大も多く、本番を直前にした受験生への影響が懸念されている。

せめて2カ月前に…

 文科省の最終報告で「不適切」な入試を指摘された大学は10校。このうち東京医科大、昭和大、神戸大を除く7大学は12月になって事実関係を明らかにした。岩手医科大などは同月10日から、順天堂大などは17日から一般入試の出願が始まるため、半ば駆け込み的に発表した格好だ。

 医系の専門予備校メディカルラボ本部教務統括の可児(かに)良友氏は「せめて2カ月前に(事実関係が)明らかになっていれば、志望校の変更も可能だっただろう。不適切入試と発表の遅れのツケを、何の責任もない受験生が背負う形になってしまった」と話す。

 不祥事などでイメージが悪化した大学は受験生に敬遠されがちだ。大手予備校の河合塾がまとめた来年入試の志望動向では、不正入試問題の発端となった東京医科大の志望者数が前年より約23%減少、アメフット反則問題が起きた日本大で約26%減少している。

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