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風疹予防接種の対象拡大へ 39~56歳男性が3年無料に

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マスクを付けて外出する児童ら=東京都台東区(飯田英男撮影)
マスクを付けて外出する児童ら=東京都台東区(飯田英男撮影)

 風疹(ふうしん)の流行を防ぐため、厚生労働省は11日、抗体を持つ割合が低く感染しやすい39~56歳男性を公的な予防接種の対象とする新たな対策案を公表した。平成31年~33年度末までの約3年間、抗体検査を含めた費用を原則無料とする方針。

 風疹の定期接種は現在、男女ともに幼児期に計2回実施。だが国は当初、女性だけをワクチン接種の対象としており、昭和37年4月2日~同54年4月1日に生まれた39~56歳男性は定期接種の機会がなかった。抗体保有率は79・8%と他の世代より低く、今年の風疹患者の中心になっている。

 厚労省はこの年齢層への予防接種を公的な定期接種に位置づけ、まずは抗体検査を受けてもらい、免疫が十分でないと判明した人にワクチンを接種する方針。費用はいずれも原則無料とし、企業の定期健診などに合わせて検査が実施できるよう体制の整備も進める。

 風疹は妊娠初期の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに心臓病や難聴、白内障などの障害が出る恐れがある。ただ、妊婦はワクチンを接種できない。

 国立感染症研究所によると、今年の全国の風疹患者数は2454人(今月2日現在)で、前回の大流行が始まった平成24年を上回った。

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