PR

ライフ ライフ

ノーベル賞本庶氏創設の基金に若手基礎研究者らが期待

Messenger

 足立さんが取り組む生命科学系の基礎研究は試薬購入や実験動物の飼育にも高額な資金が必要で、一定規模以上の研究費は不可欠だ。「若手研究者は研究室に所属し、教授らの意向の下に研究せざるを得ない。独立し、アイデアをもとに研究を進めるのは難しい」と指摘する。

 基礎研究の成果は短期間で実用化に結びつきにくいため、問題の解明・解決につながる応用研究に予算が割り振られる傾向にある。

 さらに、平成16年度以降、国立大学が自由に使える「運営費交付金」は1400億円以上減額する一方、基礎研究を支えるもう一つの支援策「科学研究費助成事業」の増額幅は450億円程度。こうした状況を背景に、日本の学術論文の発表数は減少傾向にある。

 博士号取得後の博士研究員(ポスドク)は、大学で3~5年の「任期付き」研究員として雇われる。最近は助教や准教授のポストでも任期付きが増え、「大学で研究を続けられる人は一握り」(若手研究者)。短い任期内で確実に結果を出すことが求められ、研究の小粒化が進む。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ