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本庶・アリソン両教授の免疫治療薬、併用療法で効果増大

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併用療法の仕組み
併用療法の仕組み

 ノーベル医学・生理学賞の受賞を10日に控える本庶佑(ほんじょ・たすく)京都大特別教授。今回の受賞に花を添えることが一つある。本庶特別教授と、共同受賞した米テキサス大のジェームズ・アリソン教授がそれぞれ研究・開発したがんの免疫治療薬を一緒に投与する併用療法が国内で承認されたことだ。

 ノーベル賞の共同受賞者が研究を手掛けた薬剤が併用療法で同時に使われるのは珍しく、医学的にも意義は大きい。また、単剤に比べた効果が4~5割に倍増することで、患者や家族に朗報となる。

 併用療法は皮膚がんの1種、悪性黒色腫(メラノーマ)では今年5月に、さらに腎細胞がんに対し同8月にそれぞれ承認された。メラノーマの国内の患者数は約4000人。腎細胞がんは腎がん全体の約9割を占め、国内の患者数は約2万5000人で、患者数はここ30年で約7・5倍に激増している。

 併用療法に使われるのは本庶特別教授らの研究を基に開発された免疫チェックポイント阻害剤「オプジーボ」(製造販売・小野薬品工業)と、共同受賞した米国のアリソン教授の研究を基に開発された別の同阻害剤「ヤーボイ」(製造販売・ブリストル・マイヤーズ スクイブ)だ。併用療法は保険適用となり、国内の臨床現場で使われ始めている。

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