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映画「旅するダンボール」で話題の島津冬樹さん 「最近は味気ない段ボールが増えた」

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映画「旅するダンボール」について語る(左から)島津冬樹さん、岡島龍介監督、汐巻裕子プロデューサー=東京・渋谷(伊藤徳裕撮影)
映画「旅するダンボール」について語る(左から)島津冬樹さん、岡島龍介監督、汐巻裕子プロデューサー=東京・渋谷(伊藤徳裕撮影)

 捨てられた段ボールを拾ってきては、財布や名刺入れに生まれ変わらせている男性がいる。東京都在住の島津冬樹さんは、日本をはじめ世界30カ国で段ボールを集めてきた自称「段ボール・ピッカー(拾う人)」。そんな島津さんの姿を追った記録映画「旅するダンボール」が7日に公開される。段ボールのどこに魅せられるのか。島津さんと岡島龍介監督、汐巻裕子プロデューサーの3人に話を聞いた。(聞き手 WEB編集チーム・伊藤徳裕)

海外で一番多い質問は…

《映画では、島津さんが愛らしいキャラクターのイラストが描かれた徳之島産じゃがいもの段ボールと出合い、箱が作られてきた源流をたどる旅を追っていく》

--映画で「いい段ボールと悪い段ボール」と言っていたが

 島津「まず使われてきた段ボールということ。新品じゃだめだし、たくさん流通しているような箱にはつまらないデザインが多い。映画に出てくる徳之島産じゃがいもの段ボールもそうだが、インディペンデントなのでデザインが個性的だ。デザインが緩くてどうしてこんな色なんだろっていうのが結構多い。アートディレクターをやっていたのでカチカチのデザインを学んできた身としては、“なんでこんなデザインになったんだ”といつも新鮮なんですね」

 「この前拾ったオーストラリアのオレンジの段ボールは高原にカンガルー以外なにもない。オレンジの『オ』の字もないし、オレンジの色もない。その潔さはなかなかできない。そういうまだ見ぬ段ボールがたくさんあるのが魅力かなと」

--島津さんの財布作りのワークショップは海外でも盛況だ。映画も米の大規模イベント「サウス・バイ・サウスウエスト2018」ドキュメンタリー・スポットライト部門に正式出品されるなど、海外での認知度も上がってきたが

 島津「多くの人に段ボール財布を手に取ってもらい、『不要なものから大切なものへ』ということを実践してほしいので、もっと世界中に広げていかなくてはいけないと思う」

--海外での反応は

 汐巻「『この地に来て初めて拾ったのは何の段ボールですか』という質問は絶対聞かれる」

 島津「それが一番多かった。笑えるよね」

 岡島「“ご当地段ボール”だね」

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