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【話の肖像画】漫画家・水野英子(79)(4)全力を振り絞った「ファイヤー!」

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 私はいつも何かを“解禁”しちゃうんですよ(笑)。これが出た後にレディースコミックなどでベッドシーンと裸が描かれるようになり、今の美少年ものも「ファイヤー!」がなければ遅れていたと思います。「星のたてごと」(35年)は男女の恋愛、ロシア革命を題材にした「白いトロイカ」(39年)は歴史ものの最初とされていて、これらのジャンルを開拓したのは私です。

 男性ファンが一気に増えました。サイン会でも、開始前に待ち構えてくれていたのが全員男性だったり(笑)。ただ、「ファイヤー!」以降、出産したために次の作品を描けなかったことは、本当に残念でした。(聞き手 鵜野光博)

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