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英会話力高める取り組み拡大 パソコンでテスト 外国人授業増やす

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 平成32年度からの大学入学共通テストの英語で、「読む・聞く・書く・話す」の4技能を測る民間試験が利用される。導入を前に、スピーキング力を高めるための取り組みが広がっている。インターネット経由でパソコンに向かって1人で会話力を測るテストが登場し、受験者が増加中。外国人講師の授業に力を入れる高校も増えている。

自己紹介から

 神奈川県平塚市の英会話学校「イーオン平塚校」の自習室。平日の夜、県内の私立高校1年生の高橋菜々子さん(15)は、マイク付きのヘッドホンを付けてパソコン画面に現れた外国人女性に向かって話しかけていた。

 画面の女性が「自己紹介して」と促すと、高橋さんは「ピアノが趣味で歌うのも好き。友達と時々カラオケに行きます」などと英語で答えた。さらに画面の文章を音読したり、女性の質問に30秒間で答えたりする問題が続き、テストは約30分で終了した。

 米国の機関が主に日本人向けに28年に開発した「E-CAT」(イーキャット)というテストで、イーオンは全国の教室に導入。受験料は4860円。結果は後日ネットで送られてくる。個人で申し込み自宅で受験することも可能だ。

 「人前で話すのが苦手だけれど、このテストは1人でできて便利。大学は外国語関係の学部に行きたいので、時々テストを受けて慣れていきたい」と高橋さん。イーオンの担当者は「自分の話す能力が数値化されて分かるのが利点」と話す。日本でのテスト事務局「iTEPジャパン」(東京)によると、当初はビジネスマンの受験が多かったが、最近は新入試の対象となる高1や中学生が増えているという。

アニメなど題材

 さいたま市の浦和実業学園高校は今年4月から、1年生約800人を対象に米国人講師らによる会話の授業を週に1回導入した。アニメや映画などのテーマを取り上げ、講師と生徒が会話したり生徒同士がグループで話したりする。

 英語教諭の千石敬子さんは「文法だけ教えていたころに比べて生徒の参加意識が高まり、自分から外国人講師に話しかける様子も見られるようになった」と効果を実感する。

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