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都立中高一貫「併設型」5校が高校募集停止へ

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 17年に白鴎高に都立で初めての付属中学が設立され、当初は倍率が14倍以上となるなど高倍率が続いてきた中高一貫校の受験。スタートから10年以上が経過し、徐々に倍率が落ち着いてきているとはいえ、29年度の10校の平均倍率は5.65倍と依然として高い人気を誇る。一方、併設型の高校受験倍率は29年度の平均が1.34倍。都立高の全日制普通科の同年度の平均倍率1.47倍と比べても見劣りするのが現状だ。

 都中学校長会が受験直前の毎年12月に実施している中学生を対象とした受験志望調査では併設型の高校受験倍率が29年度で平均0.97倍。志望段階では「定員割れ」を起こしている。受験生は志望調査をもとに実際の受験校を絞り込むため、都教委も「このままでは希望すれば入れる高校になる」との危機感が強い。

 低倍率の要因は、6年間の体系的な授業という一貫校の売りにある。受験生や保護者側からは「中学から在籍している生徒となじめるか不安」「高校から入学して勉強についていけるか不安」などの声があり、高校での受験倍率を低くしている要因となっている。

 都教委が行った検証によると、併設型では高校入学者が存在することから「中高一貫した体系的な教育の展開に制約が働いている」と教育現場からの指摘があり、一貫校の特性が教師にとっても足かせになっている。高校募集を停止する背景には、低い受験倍率に加え統一的な指導の難しさもあるようだ。

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