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千眼寺保呂羽堂の餅つき 山形県米沢市の師走行事

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つき上げた餅を天井に当たるまで千本杵で突き上げる保呂羽堂餅つき有志会員ら=4日午前6時前、山形県米沢市窪田町(柏崎幸三撮影)
つき上げた餅を天井に当たるまで千本杵で突き上げる保呂羽堂餅つき有志会員ら=4日午前6時前、山形県米沢市窪田町(柏崎幸三撮影)

 山形県米沢市窪田町窪田の千眼寺(せんげんじ)保呂羽堂で恒例の年越しの餅つきが4日早朝から始まり、サラシを腹に巻いた短パン姿の半裸の男性約20人が鐘の音とともに「窪田で 名所は 保呂羽堂 新穀感謝の お歳越し」とねり唄を唄いながら餅をねり始め、最後は餅を天井に当たるまで高く突き揚げる、裸餅つきを披露した。

 「あげろ 餅あげろ 天竺までも あまの河原の底までも」とあげ唄を唄い餅をつくのは、地元窪田地区の42歳までの男性でつくる保呂羽堂餅つき有志会員ら。寛永18(1641)年、大凶作で苦しめられた村人が、神のお告げで保呂羽堂の縁の下の砂をまいたところ、虫が逃げ、作物が生き返ったことから感謝の気持ちと来年の豊作を願い、餅を供えたのが始まりとされ、窪田地区の男性だけが餅つきを許され、現在まで引き継がれている。

 この日つかれた餅は約500キロ。地域住民らが、納豆餅やあんこ餅、雑煮にした。子供3人と訪れた主婦、石川麻里さん(39)は、つき立ての餅をほおばりながら「とてもおいしい餅です」といい、長女の明日佳さん(9)は「あんがとっても甘いです」と話していた。

 餅つき有志会の餅をつく様子を写真撮影していた南陽市から来た松木勇紀さん(73)は「これを見ると師走を感じるんですね」と話し、ついた餅をほおばっていた。

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