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産後の「鬱」、妊娠中から注意を 周産期の死亡原因は自殺が最多

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 妊産婦の死亡原因でもっとも多いのは「自殺」だということが今年、初の全国的な調査で分かった。原因の一つとして考えられるのは、子育てへの不安やストレスなどによる鬱病で、「産後鬱」だけでなく、妊娠中に発症するケースも多い。専門医は出産の前後で分けずに「周産期メンタルヘルス」として捉え、医師らの積極的な関与を求めるとともに、「誰もがかかりうる病気だと認識して」と訴える。(藤井沙織)

 調査は国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)などのチームが実施。人口動態調査票のデータ分析から、平成27~28年に妊娠中や産後1年未満で死亡した女性357人中、約3割の102人が自殺で、うち92人が産後の自殺だったと判明した。

 日本は医療技術の発達により、出産時の出血などによる妊産婦の死亡率の低さは世界トップクラスを誇る。その一方で自殺者が多いという現状に、大阪精神科診療所協会の会長で精神科医の堤俊仁(としひと)さんは「周産期メンタルヘルスに対し、医療機関と行政は連携してより積極的に関わっていくべきだ」と指摘。協会として大阪府の支援事業に参画するほか、講演会などで支援機関の拡充を訴えている。

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