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しこり、感染症…豊胸術 ジェル状充填剤で健康被害

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 ヒアルロン酸などジェル状の充填(じゅうてん)剤を乳房に注入する豊胸術を受けた女性に、こぶの出現や感染症などの合併症が相次いでいることを27日、日本美容外科学会が発表した。豊胸目的の充填剤は国内で承認を受けたものはなく、同会は使用自粛を盛り込んだ指針の策定を決めた。

 調査は6~7月、形成外科医約4千人に実施し、132人が回答。充填剤使用に関して、72人が計108件の合併症を診察していた。症状別ではこぶが44%で最も多く、感染症22%、皮膚変化8%-が続いた。

 充填剤は、人体に吸収されない「アクアフィリング」「アクアリフト」と呼ばれる種類などが多かった。充填剤の注入はシリコン製の素材を埋め込む豊胸術に比べ、傷が小さいなど負担が軽い。同会によると、国内では昨年約1万1千件の豊胸術が行われ、充填剤を使用したものが約4割を占めたという。

 米国では食品医薬品局(FDA)が充填剤の胸への使用を禁止。国内では未承認でも医師が個人輸入し、使用するケースがあるという。会見した同会の大慈弥(おおじみ)裕之理事長は「充填剤注入による豊胸術は合併症のリスクが高い。豊胸目的での充填剤の注入は行うべきではない」と話した。

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