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駒澤大学学長特別講座 橋本聖子氏基調講演(要旨)「国のあるべき姿、一緒に描こう」

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東京五輪・パラリンピック組織委員会理事、参院議員の橋本聖子氏=17日午後、東京都世田谷区(宮川浩和撮影)
東京五輪・パラリンピック組織委員会理事、参院議員の橋本聖子氏=17日午後、東京都世田谷区(宮川浩和撮影)

 五輪の輪は地球上の五大陸を1つにするという願いが込められている。多様性と調和、社会貢献していく平和の象徴が五輪だ。

 ここで東京大会に向けて5回講座が開かれ、今回は2回目ということで、五輪の輪でいうと下の部分、土台ができあがる。

 私の生後5日目に1964年大会の開会式があり、父と祖母が五輪選手にするという夢をのせて聖火の「聖」の字から名付けた。五輪選手になるために生まれてきたといわれて育った。72年札幌冬季五輪を自分の目で見て、競技に入り、五輪に出場させていただいた。

 五輪選手というと頑丈なイメージがついてまわるが、私は小学校3年の時に腎臓病を患った。高校2年で全日本選手権に優勝したが、ストレスがたまると腎臓に負担がかかる体質だと判明して再発し、高校3年でまた入院生活。そのときにストレス性呼吸筋不全症という運動障害を胸の筋肉に負って以来、胸の筋肉を動かす力をなくした。腹式呼吸で最大酸素摂取量を保つトレーニングを繰り返して克服した。さらに、入院中の医療事故でB型肝炎になった。

 3つの病気は自分の体から抜けることがない。逆に言えば大切な仲間だと当時、一緒にリハビリをし、励ましてくれた障害を持つ子供たちが教えてくれた。

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