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「原発いじめ」撲滅へ文科省が「放射線副読本」改訂 不安あおる記述是正 

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 東京電力福島第1原子力発電所事故で避難した子供らに対するいじめが問題となるなか、文部科学省が「放射線副読本」を4年ぶりに改訂した。「放射能がつく」などと中傷されたケースなどが相次いで判明したことを踏まえ、科学的知識を理解した上で事故を学ぶ構成になっており、風評や偏見をなくすのが狙い。年内にも小学生用と中高校生用計1400万部を配布する。

 避難先でのいじめをめぐっては平成28年11月、福島県から横浜市に自主避難した男子生徒へのいじめが表面化した。復興庁が昨年12月に公表した省庁横断型「風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略」では、こうした問題の背景として「正しい知識の理解の欠如と福島県の現状に対する認識不足」を指摘、副読本の見直しを求めていた。

 副読本の旧版は、福島第1原発事故を受けて26年3月に作成された。2部構成になっており、1章で事故で放出された放射線物質による被害状況などを取り上げ、2章で放射線とは何かを学ぶ形だった。

 これに対し、文科省が10月にホームページで公表した改訂版では、まず1章で放射線などの科学的知識を身に付けてもらうことに主眼を置き、放射線が身の回りにも日常的にあることを強調。そのうえで2章に事故や復興の状況を記載し、旧ソ連で1986年に起きたチェルノブイリ原発事故との違いも明記した。

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