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希少魚イワメが天然記念物に 史跡など新指定12件

淡水魚「イワメ」
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 国の文化審議会は16日、サケ科の希少魚イワメが多く生息する「竹田市神原(たけたしこうばる)の大野川水系イワメ生息地」(大分県竹田市)など2件を天然記念物に指定するよう、柴山昌彦文部科学相に答申した。「甲府城跡」(甲府市)など9件を史跡に、「旧益習館(えきしゅうかん)庭園」(兵庫県洲本市)1件を名勝に指定することも求めた。近く答申通り指定され、史跡・名勝・天然記念物は3268件となる。

 イワメはアマゴやヤマメの突然変異とする説が有力で、体にサケ科特有の小判型斑点がないのが特徴。国内で生息するのは大分県と茨城県、三重県の計3カ所とみられる。

 指定対象区域は別府湾に注ぐ大野川の上流で、豊かな生態系が守られている。イワメの個体数は推定500~1000匹で、アマゴと混在している区域のほか、国内唯一の単独生息域もある。

 甲府城跡は、織田信長や豊臣秀吉らが築いた織豊(しょくほう)系城郭の東日本における初期の構造物。天守台を中心にして高い石垣が残り、戦国時代以前の城郭の土塁・掘と異なる特徴がみられる。

 淡路島にある旧益習館庭園は、巨岩が並ぶ池泉(ちせん)庭園。徳島藩筆頭家老の稲田氏の別荘に造られ、幕末に稲田氏の私塾が移設されて益習館と呼ばれた。

 審議会は指定記念物に比べ、規制が緩やかな登録記念物3件の登録も答申。登録記念物は110件となる。

 このほか、入り江に集落とひな壇状の畑が広がる「宇和海狩浜(うわかいかりはま)の段畑(だんばた)と農漁村景観」(愛媛県西予市)を、重要文化的景観に選定することも答申した。重要文化的景観は64件となる。

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