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両陛下、被災者に寄り添われ 北海道地震お見舞い

高橋はるみ北海道知事(左端)、宮坂尚市朗厚真町長(左から2人目)の説明を受けて、土砂災害現場を視察される天皇、皇后両陛下=15日午後1時52分、北海道厚真町東和(代表撮影) 
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 天皇、皇后両陛下が15日、北海道厚真町で9月の地震の被災地見舞いを果たされた。豪雨、噴火などを含め自然災害が相次いだ平成の30年間。両陛下はできる限り現地に赴き、苦難に耐える被災者に寄り添われてきた。譲位まで半年を切る中、この日も従前と変わらぬ姿勢を貫かれた。

 マイクロバスで同町入りした両陛下は、土砂崩れで多くの犠牲者を出した吉野地区周辺に立ち寄り、見渡す限り地滑りの爪痕が広がる様子を目にされた。発生直後の写真を示しながら説明する宮坂尚市朗町長を、天皇陛下は「本当に大変でしたね」と気遣われた。

 救援活動拠点である施設では、遺族や被災者ら42人と懇談された。子供と仮設住宅に入る女性を、天皇陛下は「環境が変わるとお子さんも大変なんじゃないですか」とご慰労。自宅で被災した男性には「怖い思いをされたんじゃないですか」と声をかけられた。

 皇后さまは車いす姿の高齢女性の前でかがみ込み、「落ち着かれましたか。お体は大丈夫?」と優しく語りかけられた。仮設住宅への入居待ちで避難所生活が続く被災者の姿もあり、陛下は支援にあたる女性警察官に「心の健康も大事でしょうね」と話された。

 施設を立ち去る際、陛下はバスの中で立ち上がり、見送る被災者らに手を振り続けられていた。

 6月に東日本大震災の被災地である福島県を慰問し、「両陛下の被災地訪問は一区切り」(側近)とみられたが、西日本豪雨の発生を受け、9月に2週連続で岡山、愛媛、広島の被災3県に足を運ばれた。

 厚真町へも早期の訪問を望み、降雪時期も見据え、ぎりぎりの日程で実現された。宮内庁関係者は「在位中の災害被災地は、ご自身で見舞いたいとのお気持ちは強い」と推し量った。

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