PR

ライフ ライフ

「必死すぎるネコ」撮影秘話(下)どう撮るの?

Messenger

 猫写真家としてデビューした沖昌之さん(40)。猫と人とも多くの出会いを繰り返したようだ。お話をうかがっているうちに天職だったように聞こえてきた。(聞き手・杉侑里香)

 --会社を辞め、猫写真家としてブログなどで写真を発信するようになった沖さんは、その後もいい縁が続いたようですね

浜辺でじゃれあう2匹の猫。手前の猫が奥の猫にカウンターパンチをくらわせたようだ(沖昌之さん提供、「必死すぎるネコ」から)
浜辺でじゃれあう2匹の猫。手前の猫が奥の猫にカウンターパンチをくらわせたようだ(沖昌之さん提供、「必死すぎるネコ」から)

 会社を辞める前から決まっていたのですが、平成27(2015)年夏に「飛び猫」で有名な写真家の五十嵐健太さんの誘いで、「ねこ専」という猫の写真グループ展に参加しました。そのとき、五十嵐さんの友人のライターさんが僕の写真に興味を持ち、記事にしてくれました。それを見た出版社の方から、写真集の出版に声をかけてもらったんです。

 --初めて出すことになった写真集のタイトルは、公園で出会った猫から「ぶさにゃん」と決まりましたが、そのぶさにゃん先輩が、あるときから姿を見せなくなったんですね

でんぐり返しの途中のようなポーズの猫。ヨガをしているようにも見える(沖昌之さん提供、「必死すぎるネコ」から)
でんぐり返しの途中のようなポーズの猫。ヨガをしているようにも見える(沖昌之さん提供、「必死すぎるネコ」から)

 写真展の前日くらいにあいさつに行ったんですが、見かけませんでした。不安で、知っている人に「見かけた?」と聞いても全然分からなくて。もんもんとしていたら写真展からしばらくたってから、公園近くに住むおばさまから「あなた、あの不細工な子を一生懸命撮っている人よね」と声をかけられ、事情を教えてもらいました。

心の中にいる、ぶさにゃん先輩

 --ぶさにゃん先輩はどうなってしまったんですか

 おばさまの友達の老夫婦が飼っていた猫を亡くし、「もう子猫は年齢的に飼えない」という話をしていたそうです。そこで、「近くの公園に猫がたくさんいるから保護してあげたらどう?」となり、ぶさにゃん先輩を連れて帰ったということでした。

続きを読む

関連ニュース

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ