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世界農業遺産認定へ 国の審査員が琵琶湖を現地調査

魚のゆりかご水田で収穫されたコメで作った日本酒を試飲する審査委員ら=14日、滋賀県野洲市
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 滋賀県が国連食糧農業機関(FAO)の認定する「世界農業遺産」と、その国内版「日本農業遺産」への認定を目指している「森・里・湖に育まれる漁業と農業が織りなす琵琶湖システム」をめぐり、国の審査委員らが14日、認定申請に向けた現地調査として琵琶湖の漁業や魚のゆりかご水田などを視察した。

 FAOは世界的に重要で伝統的な農林水産業を営む地域(システム)を世界農業遺産として認定している。琵琶湖は今年8月、兵庫県美方地域や愛媛県南予地域などとともに一次審査を通過。現地調査と来年1月ごろの二次審査を経て、同2月ごろに世界農業遺産と日本農業遺産への認定申請が行われる見込みだ。

 この日は国の専門家会議委員や農林水産省の職員ら7人が現地調査のために滋賀県を訪れ、高島市内の琵琶湖のエリやヤナ場を調査。琵琶湖の漁業や保全計画などについて県や漁業者らから説明を受けたほか、野洲市須原の琵琶湖岸で地元農家らが取り組んでいる「魚のゆりかご水田」を視察した。

 魚のゆりかご水田はふなずしの原料になるニゴロブナなどの湖魚の産卵場所にもなっている。委員は農家や地元企業関係者に、取り組みを始めたきっかけや魚道のメンテナンスの頻度などについて質問していた。

 須原魚のゆりかご水田協議会の堀彰男会長(69)は「生き物と共生しながらコメ作りをしている点をみてほしい。認定されるようしっかりと応援していきたい」と話していた。

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