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南極観測船しらせが出港 豪で隊員と合流

南極観測船しらせを見送る乗組員の家族ら=10日午前、東京・晴海埠頭
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 南極観測船しらせ(1万2650トン)が10日、第60次南極観測隊を支援するため、東京・晴海埠頭(ふとう)を出港した。観測隊は25日に空路でオーストラリアに向かい、しらせに合流。南極・昭和基地に12月末ごろ到着する予定という。

 観測隊は、夏隊40人、越冬隊31人の計71人で構成。他に教員や外国人研究者ら29人が同行する。観測隊は早ければ2022年度に、80万年以上前に形成された氷の塊を掘削して、当時の気候変動の調査を実施する予定で、今回は具体的な掘削場所の選定に取り組む。

 出港式で村川豊海上幕僚長は、乗組員の海上自衛隊員らに向けて「厳しい環境で業務に従事することになる。能力を最大限に発揮し、任務を果たすことを期待している」とあいさつ。午前10時半すぎ、しらせが離岸すると、乗組員の家族らが「行ってらっしゃい」と手や旗を振って別れを惜しんだ。

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