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【話題の本】『日本は誰と戦ったのか』江崎道朗著 「歴史の再検証」で成長発展へ

『日本は誰と戦ったのか』
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 日本を開戦に追い込み、東欧とアジアの共産化に手を貸した米ルーズベルト民主党政権は、ソ連の工作員に乗っ取られていた-。「教科書の歴史」を妄信してきた身にはにわかに信じがたいが、1995年に米政府が公開した「ヴェノナ文書」をはじめとする多くの歴史的資料や関係者の証言は、そんな衝撃的な見方を裏付ける。

 日米開戦から戦後処理に至るまでの最新の歴史研究を丁寧にひもといたのが、江崎道朗著『日本は誰と戦ったのか コミンテルンの秘密工作を追及するアメリカ』だ。昨年12月に出版、このほど近現代史、国際関係などの分野で日本の成長発展に資する優れた研究成果を周知するため今年度設置された「アパ日本再興大賞」(アパ日本再興財団主催)を受賞した。

 迫真に富んだインテリジェンス(諜報活動)は幾重にも連なり、米政権の意思決定を他国がやすやすと左右できるのかという疑問も氷解する。その上で著者は「先の大戦で日本はインテリジェンスの戦いで敗北した」と締めくくる。

 果たして米国のような歴史の再検証は、日本でも行われているか。平成が終わろうとする今、改めて先の大戦を振り返る必要があるだろう。(KKベストセラーズ・1157円+税)

 道丸摩耶

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