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2019春夏 アマゾン・ファッション・ウィーク東京 アジアの原石 日本から世界へ

ショーの主題は「アジアン・ファッション・ミーツ・トーキョー」 (アジアのファッションが東京と出会う) いずれも(c)Japan Fashion Week Organization
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 来春夏の新作を発表する国内最大のファッションショー「アマゾン・ファッション・ウィーク東京」が10月、東京・渋谷の複合施設「渋谷ヒカリエ」などで開催された。日本はもちろん、英国、フランス、イタリアなどの海外勢に、フィリピンの4ブランドも参加。同国出身のデザイナーたちは日本の政府開発援助(ODA)で招かれたという。その狙いと背景は-。(牛田久美)

「侍から着想」

 パリ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドンに続き、舞台は東京へ。51ブランドが発表し2万1500人が来場した。各国から来日した関係者の中に、フィリピン出身のデザイナー3人の姿もあった。同国の人気ブランド「ベンチ」のコンテストで優秀な成績を収め、東京への切符を手にした。

 初のブランド「オットモンディ」を発表したオット・サクラメントさんは1979年生まれ。実家はテーラーで、紳士服の仕立てを見て育った。歯科学校に入学後、夢をあきらめきれずイタリアへ。服飾大手「トラサルディ」などで修業を重ね、同国に帰化した。

 「日本の侍の姿から着想を得た動きやすいシルエットで、パッチワークはよろいから発想を得た」

 レンズ・レイェスさんは1989年生まれ。ニューヨークで学び、自身の名を冠したブランドを発表した。刺繍(ししゅう)が得意で「洗練された職人技で遊び心ある女性らしさを表現した」。

 クリスチャン・エドワード・ダロガオグさんはブランド「チェド ストゥディオ」を発表。ミラノに続き東京デビューを果たした。

ODAの予算

 来季の流行を創出するファッション・ウィーク。新しい傾向を探る商業関係者に交ざり、数年前から経済産業官僚の姿が見えるようになった。クールジャパン海外戦略担当のメンバーだ。

 実はこのフィリピン出身のデザイナーたち、日本のODAの人材育成プログラムの予算で来日した。「アジアのファッションが日本を中心に盛り上がり、東京から世界へ羽ばたいてほしい」。ファッション政策担当の市原克典課長補佐(49)は「さらにもう一つ、壮大な目標がある」と続けた。

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