PR

ライフ ライフ

児相、保育所は「近所迷惑」か 住民反対相次ぐ

Messenger

 他地域でも

 児相や保育室などの児童福祉関係施設の設置に地域住民が反対する事例は近年、都市部で目立つ。

 大阪市では28年、同市北区のタワーマンション内に児相の設置を検討したが、マンションの住人から治安やプライバシーの観点で不安の声が相次ぎ、計画は頓挫した。

 千葉県市川市では28年に住民の反対で保育園の建設を断念したケースがあったほか、今年に入っても東京都武蔵野市で保育園の開園が住民の反発で延期されている。

 児童虐待が社会問題化し児相の対応件数は増え続けており、保育施設の待機児童も増加の一途をたどっている。児相も保育施設も必要な施設だが、なぜこうした状況が起こるのか。

 まちづくりに詳しい小泉秀樹東京大教授は、「児相や保育室といった福祉施設は道路や大型公共施設と違い、行政の長期的なまちづくり計画に含まれないことが多く、『唐突だ』と思われて住民からの反対が起きやすい」と指摘する。

 さらに小泉氏は「福祉施設は本来、住民にとって迷惑なものでも街の景観を悪くするものでもない。データなどを元に、なぜそうした施設が必要なのかという点を計画に組み込めば、構想段階から住民と十分な議論ができるはず」と、自治体側の丁寧な説明の必要性を強調した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ