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【ゆうゆうLife】家族がいてもいなくても(569)ストーブ愛で冬を待つ

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 「掃除道具を入れておく箱もあるといいね」

 と丁寧に教えてくれたのは、同じコミュニティーに住む夫婦のご夫君。彼が毎朝、ストーブの掃除をするとのことで、彼らの家には、なんと外の気温を常にチェックできるセンサーや、室内温度計も備えてあった。

 その完璧とも言える「ストーブ愛」に感動した私としては、自分の家に戻って、即刻メモ通りに手順を復習し、来るべき冬に備えて、怠りなき準備をしてあったのだ。

 ストーブの窓に映る炎は魅力的だ。生きもののように、語り掛けるように揺れ動き、魅入られていると時間を忘れる。

 小さな部屋で燃えるストーブの存在感は大きく、そのぬくもりに包まれていると癒やされる。

 炎を見つめているうちに、このストーブとともに、きちんと丁寧にこの冬を暮らそう、と信じがたいほど殊勝な気持ちになっていったのだった。(ノンフィクション作家・久田恵)

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