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高殿円さんの「グランドシャトー」 遠のく昭和描く 11日から小説連載スタート

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 執筆前、イメージをふくらませようと、大阪のキャバレーを訪れた。若いホステスもいれば、勤続20年、30年のホステスも在籍し、ベテランならではの包容力が好ましいと常連客が足しげく通う。そんな居心地の良さが感じられた。「キャバレーは、(ルーのような)行き場のない女性を受け入れる場でもあった。そうした文化を今、書かないと忘れられる」。高殿さんは物語への思いを語る。

 「キャバレー文化の始まりは大阪だし、楽しいことはすべて大阪から」としたうえで、「めまぐるしく姿を変える大阪で、京橋は最後まで大阪らしさを残すであろう中心街。物語から、地元の人が忘れてしまった大阪の魅力を再発見してほしい。そして、(私が親しんだ)地域への恩返しになればうれしい」

                  

【プロフィル】高殿円

 たかどの・まどか 神戸市出身。平成12年に『マグダミリア 三つの星』で角川学園小説大賞奨励賞を受けデビュー。25年に『カミングアウト』でエキナカ書店大賞受賞。ライトノベルでの活躍を経て文芸に進出。映像化もされた『トッカン』シリーズから初の短編集『トッカン 徴収ロワイヤル』を発売中。

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