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アライグマ、都心で増殖か 感染症懸念、専門家「計画的に駆除を」

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 アライグマは北米原産。昭和52年にアライグマを主役としたアニメ「あらいぐまラスカル」が放映されると、一躍人気を集め、ペット用に大量に輸入された。しかし、成長するにつれて気性が荒くなるため飼育は難しく、捨てられたり、飼育施設から逃げ出したりして野生化。平成17年には、特定外来生物に指定され、現在は、学術研究などを除き、輸入や飼育は禁じられている。

 北海道大の池田透教授(60)=保全生態学=は、アライグマについて、「環境適応能力が高いので、都市部にいても不思議ではない」と話す。繁殖期は春から初夏にかけてで、1匹のメスは平均で3、4匹、多い場合で7、8匹の子供を産む。雑食性で生ゴミなどを食べることから、都心でも河川や下水道などを利用して、生息地が広がっている可能性がある。

 野生化したアライグマはニホンザリガニなど絶滅危惧種を捕食するほか、農作物被害や人への感染症被害も懸念されている。そのため、池田教授は対策が急務とし、「どのくらい捕獲すればよいのかを科学的根拠に基づいて算定し、各自治体などがきちんと目標を立てて減らしていく必要がある」と指摘している。

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