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「社会へ巣立たせ、戻れる場所に」子供ら見守る里親

「心のつながり」を感じると話す箕輪百花さん(右)と里母=22日、都内(吉原実撮影)
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 国が拡充の方針を掲げている里親制度。里子たちは保育士を目指したり、奨学金で大学に進学…。実の親を知らなくとも里親家庭で育ち、自立へと向かっている。「弟が欲しいと言われた」「戻れる場所を提供したい」。受け入れる里親も里子を見守り、自立へと背中を押す。

 東京都内の私立短大に通う箕輪百花(ももか)さん(20)は、法的な里子期間を終えた今も里親と一緒に暮らす。将来の夢は保育士だ。

 実の親は箕輪さんが生まれた直後に離婚、親権を持っていた父親には「会ったことがない」。双子の妹で、生まれたときの体重は890グラムしかなかった。姉には生まれつき障害があり、今も施設で暮らす。

 「自分で生きていける道を探せるよう、夢中で育てた」。箕輪さんの里母となった女性(65)は振り返る。2人の実子同様、娘として接してきた。未熟児だった箕輪さんは幼い頃は体が弱く、高額な治療費がかかったが、「里子だったため公費でまかなえたのは幸いだった」という。

 「娘(箕輪さん)は世の中の役に立つべき存在。そう育てるのが里親の使命だと思ってきた」。そんな思いもあり、進路に悩んでいた箕輪さんに、幼い子供を育む保育士という職業を勧めた。

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