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朗読タクシー出発! すきま時間 本を「聴く」 読書週間限定サービス

車内で朗読を聴ける「本のない図書館タクシー」
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 10月27日に始まった秋の「読書週間」に合わせ、タクシーの車内で本を「聴く」サービスが、東京23区などで実験的に行われている。企画名は「本のない図書館タクシー」。11日まで専用タクシーの車内で、ナレーターや声優が書籍を朗読する「オーディオブック」を聴くことができる。タクシーの車内で本の朗読を流す試みは珍しく、“すきま時間”の有効活用に期待が集まりそうだ。

 企画を手掛けるのは、オーディオブックの制作配信を行うオトバンク(東京都文京区)と、業界大手の日本交通(千代田区)。東京23区と武蔵野、三鷹両市を対象に、日本交通のタクシー3台で運用される。聴ける本は、『星の王子さま』(サンテグジュペリ)や『九十歳。何がめでたい』(佐藤愛子)、『億男(おくおとこ)』(川村元気)、各種ビジネス書など30作品。乗車時にタブレットを貸し出す方式で、タクシーの平均乗車時間である約18分の間に楽しめるよう、本の内容を短時間にまとめているという。

 オトバンクの狙いは、すきま時間であるタクシーの乗車中にオーディオブックを使うユーザーを増やすことだ。久保田裕也社長は「タクシーで過ごす時間を『エンタメ化』できる」と自信をみせる。日本交通側も、「車内でスマートフォンを見ると酔ってしまう方もいる。より豊かな移動時間を過ごしてほしい」(金高恩エグゼクティブプロデューサー)としており、両社の狙いが一致した。

 オトバンクの調査によると、ユーザーの半数近く(47%)が「オーディオブックを使用して読書する機会が増えた」と回答するなど、読書習慣を活発化させる効果が見られるという。久保田社長は「『活字離れ』といわれるが、今回の運行を通じて読書に興味を持つきっかけを創出できれば」と話している。(本間英士)

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