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H2Aロケット、40回目の打ち上げへ 温室効果ガス観測衛星「いぶき2号」など搭載

温室効果ガス観測衛星「いぶき2号」などを搭載して発射地点に移動したH2Aロケット40号機=28日午後、鹿児島県南種子町のJAXA種子島宇宙センター(草下健夫撮影)
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 地球温暖化をもたらす温室効果ガスの観測衛星「いぶき2号」などを載せたH2Aロケット40号機が29日未明、鹿児島県の種子島宇宙センターで午後1時8分の打ち上げに向け最終作業に入った。H2Aは今回が40回目の節目の打ち上げとなるだけに、成否が注目される。

 H2Aは28日深夜、大型ロケット組立棟から発射地点へ移動した。同日に発表された天気予報では、打ち上げ時間帯の天気は晴れ時々曇りで、発射に問題はなさそうだ。

 H2Aは6月の39号機で連続33回の成功となり、成功率は97・4%に到達し、信頼性は世界最高水準だ。ただ昨年8月の35号機では打ち上げの約3時間前に、今年9月には強化型のH2Bで約4時間前に機体に異常が見つかり、それぞれ約1週間延期されるという不測の事態も起きている。

 9月の異常は部品の変形が原因と判明。H2Aでも共通して使用する部品のため、今回の機体では異常がないことを点検で確認した部品に交換したという。

 打ち上げを行う三菱重工業の鈴木啓司射場チーム長は「確実な作業を続けている。冷静な判断を積み重ね、打ち上げ成功につなげたい」と語った。

 いぶき2号は平成21年から観測中の「いぶき」の後継機で、地球温暖化の主な要因となる二酸化炭素やメタンの濃度を測定する。温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」の目標達成に向け、各国の排出量を正確に把握する重要な役割を担う。

 今回はアラブ首長国連邦(UAE)の地球観測衛星「ハリーファサット」や、東北大、静岡大、愛知工科大、九州工業大の超小型衛星4基も相乗りして打ち上げられる。

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