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いじめ認知が過去最多41万件 小学校で大幅増 文科省調査

福島原発事故で横浜市に自主避難した中1の男子生徒がいじめを受けていた問題で、生徒がつづった手記(保護者提供)
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 全国の小中高校などで平成29年度に認知されたいじめが前年度から9万件以上増加し、41万4378件と過去最多を更新したことが25日、文部科学省が実施した問題行動・不登校調査で分かった。とくに小学校で前年度より3割以上増加。会員制交流サイト(SNS)などインターネット上のいじめも1万2632件で過去最多だった。

 文科省によれば、認知件数が増えたのは前年度調査から「けんか」や「ふざけ合い」などもいじめと捉え、早期に対応しているためで、「以前に比べ学校現場がことさら荒れているわけではない」(児童生徒課)とした。一方で、心身に大きな被害を受ける「重大事態」は474件で78件増。児童生徒の自殺は250人で、うち10人がいじめに遭っていた。

 文科省が公表した調査結果によると、学校別のいじめ認知件数は、小学校31万7121件(前年度23万7256件)▽中学校8万424件(同7万1309件)▽高校1万4789件(同1万2874件)▽特別支援学校2044件(同1704件)。

 具体的な内容では、「冷やかしや悪口など」が小中高とも複数回答で6~7割と最も多く、「金品をたかられる」や「危険なことをされる」などの深刻なケースは1割以下だった。

 一方、「パソコンや携帯電話などでの誹謗(ひぼう)、中傷など」は27年度調査から3年連続で増え、ネットいじめの増加傾向が浮き彫りとなった。

 このほか小・中の不登校児童生徒数は14万4031人で前年度より約1万人増え、過去最多だった。暴力行為は小学校で5千件以上増える一方、中・高校はわずかに減少した。

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