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【世界文化賞】授賞式開催「芸術は人々の感情を一つにする」

【第30回高松宮殿下記念世界文化賞】授賞式典で常陸宮殿下からメダルを授与される演劇・映像部門のカトリーヌ・ドヌーヴ氏=23日午後、東京・元赤坂の明治記念館(大西正純撮影)
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 優れた芸術の世界的な創造者たちを顕彰する「高松宮殿下記念世界文化賞」(主催・公益財団法人日本美術協会=総裁・常陸宮殿下)の第30回授賞式典が23日、常陸宮、同妃両殿下をお迎えして東京・元赤坂の明治記念館で行われた。授賞式に先立ち、同日午前、天皇、皇后両陛下のご臨席のもと30周年記念レセプションが虎ノ門のホテルオークラ東京で開催された。来年の譲位を控え、今回のご臨席が最後となる。

 今回の受賞者はフランスを代表する女優、カトリーヌ・ドヌーヴ氏ら5人。ベルギーから初の受賞となった絵画部門のピエール・アレシンスキー氏は健康上の理由で授賞式典を欠席、ベルギー王立美術館館長のミシェル・ドラゲ氏が代理出席した。受賞者総数は154人となった。

 式典では、日本美術協会の日枝久会長のあいさつに続き、受賞者を推薦した同賞国際顧問の5氏がスピーチ。ジャン=ピエール・ラファラン仏元首相は「世界文化賞は30年前から世界中の芸術家の魂を共鳴させてきた」と話した。今年末に退任し、名誉顧問に就任する中曽根康弘元首相は欠席した。安倍晋三首相はビデオメッセージで祝辞を寄せた。

 この後、常陸宮殿下から受賞者に顕彰メダルが授与され、日本美術協会の森英恵副会長らから感謝状が贈られた。賞金は各1500万円。続いて受賞者を代表して、建築部門のクリスチャン・ド・ポルザンパルク氏が「芸術は国境や言葉を越え、人々の感情を一つにする。芸術家は孤独でもろい存在だが、みなさんは芸術を守ろうと決意している。そのことに感謝したい」と謝辞を述べた。

 式典に続きカクテルレセプションと祝宴が開かれ、文化人ら約300人が出席し、交歓の輪が広がった。

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