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【老舗あり】盛岡市 川徳 岩手の小売業界を牽引 晩秋の名物「えびす講渋滞」

えびす講の期間中は開店前から行列ができる盛況ぶり=盛岡市(川徳提供)
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 創業が江戸末期の慶応2(1866)年という東北でも指折りの老舗百貨店である。JR盛岡駅から徒歩で10分ほど。南部藩の城下町、県庁所在地として栄えてきた盛岡市にあって、県内の小売業界のリーダー役を常に担ってきた。

 全国でも珍しい店舗移転

 川村宗生社長は初代の川村徳松(1849~1918年)から数えて4代目。古着や糸を扱う徳田屋として創業され、明治18年に2代目の名前をとって川村徳助商店、31年には業務の拡大に伴って川徳呉服店に改称し、明治末期から昭和初期にかけて呉服だけでなく、洋服、寝具、服飾雑貨と品ぞろえを広げ、百貨店の体裁を整えていった。

 名実ともに百貨店の「川徳」が誕生したのは川徳呉服店を合名会社川徳に変更した昭和13年。戦時中の冬の時代と戦後の混乱期を経て27年に株式会社川徳に改組。57年の東北新幹線盛岡延伸を見越して、55年に店舗を盛岡市肴(さかな)町から盛岡駅に近い同市菜園に新築移転、現在に至っている。百貨店の店舗移転は全国的にも珍しいケースという。

 川徳の代名詞といえば、全県から客が詰めかける毎年11月の“えびす講”だ。「お客さまのご愛顧に感謝し、冬支度も兼ね1年に1度、格安の値段で品物を提供する謝恩セールとして大正9年に始まったと聞いています」。こう説明するのは松尾武執行役員総務部長。

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