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シー・シェパードが捕鯨国への圧力を強化 日本には幹部クラスが入国

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南極海で調査船団の船に体当たりするシー・シェパードの妨害船=2013年2月(日本鯨類研究所提供)
南極海で調査船団の船に体当たりするシー・シェパードの妨害船=2013年2月(日本鯨類研究所提供)

 反捕鯨団体シー・シェパード(SS)が今秋、捕鯨国への抗議活動を活発化させている。商業捕鯨を行っている北大西洋の島国アイスランドに団体支部を立ち上げ、10月中旬には寄付金集めのイベントを開催。9月に今期のイルカ漁が解禁された和歌山県太地町には、すでに幹部クラスを含む3人の活動家が滞在し「監視活動」を行っている。国際手配されているSS創設者のポール・ワトソン容疑者は声明を出し、「(太地町には)2~4人の小規模グループを維持することが目下の目標だ」と語った。(社会部編集委員 佐々木正明)

アイスランドでの破壊工作

 SSはこれまでもアイスランドの捕鯨を阻止するため、違法行為や破壊活動を行ってきた。1986年11月には米国と英国の活動家2人がアイスランドに入国。捕鯨船2隻を沈没させたほか、首都レイキャビク郊外にある鯨肉加工工場に侵入して内部の施設を破壊した後、船舶部品店に行って捕鯨船の修理に必要な部品を奪い、海の中に投げ捨てた。

 被害総額は当時の算定で約800万ドルにのぼったという。2人の活動家は犯行後、航空機に乗って、国外に脱出することに成功。SSは逃亡が完了したことを見計らって、犯行声明を出した。

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