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下村脩氏死去 08年ノーベル化学賞受賞 蛍光タンパク質を発見

 緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見で2008年のノーベル化学賞を受賞したボストン大名誉教授の下村脩(しもむら・おさむ)氏が19日、長崎市内で老衰のために死去した。90歳。葬儀は近親者のみで行われた。

 GFPは紫外光を吸収して緑色の光を出すタンパク質。下村氏が米プリンストン大に在籍中の1962年、オワンクラゲから取り出して発見した。

 特定の遺伝子と組み合わせれば、体内でその遺伝子の動きを示す“標識”となることから、生物学や医学など幅広い分野に不可欠な研究手段として世界中に普及した。

 京都府福知山市生まれ。長崎医科大付属薬学専門部(現長崎大薬学部)卒。昭和35年に名古屋大で博士号を取得後、プリンストン大に留学。名古屋大助教授などを経て56年、米ボストン大客員教授。米ウッズホール海洋生物学研究所で上席研究員を務めた。

 平成13年に同研究所を退職後も米国の自宅で研究を続けた後、名古屋大特別教授に就いた。

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