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下村脩氏が死去 08年ノーベル化学賞受賞 蛍光タンパク質を発見

1960年代に緑色蛍光タンパク質を発見、生命科学の研究に革命的な進歩をもたらした、発光生物学者の下村脩博士。右が緑色蛍光タンパク質の入った試験管=2007年10月23日、東京都(長内洋介撮影)
1960年代に緑色蛍光タンパク質を発見、生命科学の研究に革命的な進歩をもたらした、発光生物学者の下村脩博士。右が緑色蛍光タンパク質の入った試験管=2007年10月23日、東京都(長内洋介撮影)
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 生命科学の研究に不可欠な道具となった緑色蛍光タンパク質(GFP)をクラゲから発見し、平成20(2008)年のノーベル化学賞を受賞した、海洋生物学者で米ボストン大名誉教授の下村脩(しもむら・おさむ)氏が19日、長崎市で死去したことが分かった。90歳だった。

 昭和3(1928)年、京都府福知山市生まれ。16歳で長崎に投下された原爆を体験した。同26(1951)年に長崎医大薬学専門部(現長崎大薬学部)を卒業。名古屋大で博士号を取得し、同35(1960)年に米プリンストン大へ。翌年夏、米西海岸でオワンクラゲ1万匹を採取し、GFPを発見した。

 90年代に入り、GFP遺伝子をほかの生物に組み込み、特定の細胞の挙動などを可視化する手法が開発され、生命科学の飛躍的発展につながった。

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