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【フード 食・名店】「Q.E.D.CLUBレストラン」 邸宅で「王道」と「新しさ」

1100坪の広大な敷地に立つ邸宅レストラン。庭園も使った結婚式は、始めた当初は珍しく、邸宅ウエディングの先駆けとなった(鴨川一也撮影)
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 東京・恵比寿の小高い丘の上、日本庭園にたたずむ洋風建築がある。個人所有の邸宅で、かつては駐日ハンガリー大使公邸として国内外の多くの賓客を迎えた。今、そこは一軒家のレストラン「Q.E.D.CLUB(クラブ)」となり、時を刻み続けている。(牛田久美)

                   

 JR恵比寿駅から徒歩7分。平成3年に開業した邸宅レストランは、閑静な住宅街に位置する。1100坪もの広大な敷地を擁し、かつて富士山を臨んだ高台からの眺めは、浮世絵にも登場する景勝地だった。

 庭を案内してくれたフロントデスク、伊東かな子さん(36)によると、いくつかの古木やコイが泳ぐ池は300年前の姿をとどめているという。庭の一角、築270年の茶室「好日庵(こうじつあん)」は京都から移築した。

 館内には、エミール・ガレやラリック、藤田嗣治(つぐはる)、千住博(せんじゅひろし)ら、著名な芸術家が手がけた調度品の数々が並ぶ。桜やホタル、紅葉、クリスマスにはモミの木(高さ6メートル)が登場、四季折々に料理を引き立てる。

 ◆まるで小さな美術館

 マネジャー、大庭智雄さん(44)おすすめのスペシャリテ(看板料理)は「フォアグラのマリネ」。フォアグラとその上の透き通ったキャラメルは、室内のグランドピアノの曲線と音をイメージしたという。

 赤ワインとチョコレートのソースは庭を連想。付け合わせは佐渡産イチジク。ホオズキを添える日も。季節や天候で変化する。

 腕をふるう大村龍一郎シェフ(39)は、パリでミシュラン一つ星を獲得した吉野建(たてる)シェフ(66)のもとで修行し、3年前にきた。畑や海へ行き、生産者から旬の食材を仕入れる。「新緑の季節は緑の食材。紅葉してきたら、それに合わせて。皿も季節と一体感を持つような色彩を大切にしている」

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