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【気になる! 文庫】『僕の昭和史』

『僕の昭和史』
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 「第三の新人」を代表する作家、安岡章太郎が自らの歩みを社会の動きに絡めてつづった同時代史。3部作を1冊にまとめた。

 〈昭和だなんて、古臭い名前だわねえ、何だか明治に似ているじゃないの〉。母が交わしたそんな会話の記憶に始まり、軍隊経験と敗戦についてつづる。病床で書いた「ガラスの靴」で文壇に登場し、やがて芥川賞も受賞。所帯を構えて生活も安定し始めると、目前には高度経済成長と学園紛争の時代が迫っていた…。

 生き生きとした記憶の情景が、客観的な歴史記述からはこぼれ落ちてしまう時代の空気を伝える。(安岡章太郎著、講談社文芸文庫・2900円+税)

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