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【クローズアップ科学】独創貫き「道なき道」を歩む ノーベル医学・生理学賞の本庶佑氏の研究哲学

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 研究者を目指す子供たちには、こう呼びかけた。

 「何か知りたい、不思議だなと思う心を大切にすること。教科書に書いてあることを信じない。常に疑いを持ち、自分の目で見て、納得するまで諦めない。そういう小中学生に研究の道を志してほしい」

基金 若手研究者を支援

 若手研究者を支援するため、オプジーボの特許料やノーベル賞の賞金などを使って1千億円規模の基金を京大に設ける考えを受賞決定後に明らかにした。基金は以前からの構想で、その狙いをこう語っていた。

 「若い研究者をサポートしたい。日本は国からの支援が少ない。国立大学の大学院生は年間五十数万円の授業料を払って、研究を終えたら収入もない。だから医学部を出て研究をやる人はほとんどいない。これでは駄目だ。例えばドイツは大学院の授業料はなく、環境が全く違う。若い人を教育して利益を得るのは国であり、国民だ。だから国が負担しなくてはいけない。国家の人材を育てることが国立大学の使命だ。国が支援しないのなら大学に基金を作る。PD-1は千に一つか万に一つのチャンス。それを生かして次の世代を育てたい」

 11日には関係閣僚を表敬訪問。平井卓也科学技術担当相には「研究者として熟成するには最低で10年かかる。大学院を終えて最初の5年間はものすごく不安定で、本人も自信がないし、周囲も分からない。そこをいかにサポートするかだ」と訴えた。

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