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【近ごろ都に流行るもの】「まち工場跡」 残す下町の原風景

まち工場跡の秘密めいた雰囲気が、ステージへの期待を盛り上げる=東京都墨田区
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 東京・下町の原風景、まち工場。その数は年々減り続けているが、廃業した建物を活用したユニークな施設に注目だ。昭和のにおいが漂う広い空間。天井や壁のくすみに宿る歳月。日本のモノづくりを支えた職人の気配も…。深い“場の力”に包まれてみた。(重松明子、写真も)

 パヤパヤ、ズンドコ…。サイケデリックな女性4人組が歌い踊るステージは東京都墨田区の皮革工場跡だ。古い階段を上がると、かつての革の干し場がまばゆい舞台となっていた。背後の荒川河川敷が天然の書き割りみたい。

 「すごいでしょ! この空間を全部使いたかった」

 昭和40年代の音楽・演芸・ファッションを追究するレビュー団「デリシャスウィートス」リーダーのチャーマァさん(41)が呼びかけた。

 この秋開かれた結成20周年公演。レトロでユーモラスなお色気?と秘密めいた工場跡が絶妙なマッチングで、3日間に300人以上が詰めかけた。「エネルギッシュな高度成長期のモノづくりの活力を、芸に取り入れていきます」とチャーマァさん。

 工場の操業は終わっても、新たな創造が生まれている。

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