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【甲信越ある記】長野・旧三笠ホテル 避暑地に集った賓客 息遣い今も

軒を支えるブラケット(腕木)は、湾曲していて実に手が込んでいる。太い縁の窓枠と幾何学模様のガラス窓も特徴的だ=長野県軽井沢町
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 避暑地として数多くの別荘が建てられている長野県軽井沢町にはかつて、「鹿鳴館」と称された施設があった。明治39年に営業した旧三笠ホテルのことで、外国人や日本を代表する政財界の大物が集った。

 純西洋建築のこだわりが詰まっていて、案内してくれた同ホテルの佐藤まち子さんのお話だと、外観で特徴的な造りは、軒を支える湾曲したブラケット(腕木)なのだという。

 そう聞いて軒を見上げれば、弓形の腕木がいくつも外側を包み込むように施され、実に柔和な印象を醸しているではないか。

 外壁のさまが1階と2階とでは異なっているのに気づいた。1階は茶色の板が1枚ずつ整然と設えられ、2階は鎧壁(よろいかべ)のようになっている。それぞれ独国風と英国風とのことで、「どうして違う造りにしたのかは分からない」(佐藤さん)という。

 ロビーに入った。フロントの高さが1・2メートルほどあって、日本でなじんでいるホテルより、いくらか高くなっている。賓客には外国人も数多くいたのだから、さもありなん。

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